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お茶の話

昨日の会では、はるばる三重からお茶の生産者がお見えになって、お話を聴いたのですが、あまりにショッキングな内容だったので、ご紹介します。

お茶の葉は摘んでから製品になるまで、一度も洗浄しません。
なので、できるだけ農薬の使われていないものを飲みたいものです。
それは知ってたけど、使われる農薬の量が、なんと30回(混ぜるので回数は減ることもあるそうですが、成分は30成分回)程度が通常なのだそうです。
減農薬栽培、「安全食品」として、県や国から認可を受けたものでも、20成分回は農薬を使ってもいいことになってるのだそうです。

「実情を知っているので、頂き物のお茶はどうしても飲めません」
とおしゃっていましたが、私も飲むのはやめよう、と思ってしまいました。

お話を伺った「わたらい茶」生産組合の方は無農薬、有機栽培をなさっていますが、無農薬のお茶は、国内生産の、たったの0.3%だそうです。
農薬を一度でも使ってしまうと、木が本来持つ免疫システム・・・害虫や気候に対して、自衛するための物質を分泌するような力が植物には備わっている、とおっしゃっていました・・・それが働かなくなる。だから使い続けることになってしまう、と。
また、多肥料で育てた場合も、農薬が必要になる。

「味が濃いお茶がありますよね、それと比べると薄く感じてしまうのですが」という質問がありましたが、「味を濃くするには有機肥料だけでは無理。化成肥料が必要になる」、そうすると農薬も必要になってくる、ということです。
(ただ、「かぶせ」という、遮光することでアミノ酸の生成を促すような手間をかけたりはしているそうです)

「味は好みの問題なので、味が濃いのがお好きならそれを飲めばいいと思います。が、健康を考えるならその点を考慮して」というお話でした。
ちなみに、抹茶のほうがより肥料も農薬も必要になるそうです。
抹茶こそ、全部体に取り込んでしまうのに・・

また、当然肥料をたくさんやり、農薬を使うほうが収量が上がるし、無農薬栽培は手間がかかるので、市販されているものは1800円(100g)くらいするところ、生活クラブでは問屋を通さないなど、半額近い値段で買えるのだそうです。

すごく稀少品なんだなぁ?、とありがたく思いました。

「人間がよかれと思って手を加える(経済効果を狙って)のは、たいてい良くない。自然の力を信じて任せる、それが農業の本質だと思う。」
という言葉に、
「私がたどり着いた『子育ての哲学』と一緒だわ!!」と、すごく思いました。

わたらいちゃ

おいしいお茶の入れ方も、もちろん教わりました。
ぬるめのお湯(70?80℃)を、急須(陶器のものが遠赤外線効果が出て良いそうです)に入れ、1分蒸らします。
1分が待てないことが多いんですって(笑)
お湯は、ミネラルウォーターは×、軟水が良い。水道水は10分、やかんのフタをあけて煮ると良い、とのことです。
(この辺りの水道水はとてもまずくて、浄水器なしでそのままは飲めません!)

その前に、茶葉をそのまま食べてみて、とのことで、食べてみてびっくり。
香りがすごくいいし、うまみがあっておいしい?
お茶は飲むだけだと、7割り方、茶葉に成分が残ってしまって、捨ててるようなもなんだそうです。
「食べる」工夫をしてみてもいいかも。
新芽の天ぷらは年に1回はしてますが、混ぜごはんなんかもおいしそう。
(もちろん、無農薬のものでね)

わたらい2

それと、さらにショッキングだった話。
お茶に負けず劣らず農薬のこわい食べ物はイチゴ。
ケーキに乗ってるイチゴは洗わない、は常識かもしれませんが、イチゴ狩りのイチゴはさらにこわい!!
その方が知ってるところでは、なんと毎日散布していると!
「虫が1匹でもいたら、2度と来てくれなくなる」から、と・・・
(「もちろん違法です」と言ってました)
虫より、農薬の方がはるかにこわいのに・・・すぐに、洗わずに口に入れるものなのに・・目には見えませんからね・・・

そもそも、イチゴの旬は5月頃。
初夏の食べ物を、クリスマスから出回りはじめ、ちょうど今が盛りのようになっていますが、真冬にならせるには、そうとう無理をさせる必要があるのだと。

日本中イチゴを農薬なしで栽培しているところは「ない」と断言されていました。
それくらい、「商品」として流通させるのは、難しい作物なのかもしれません。
お茶、イチゴ、それと大葉が、農薬のこわい作物だそうです。

また、資料でいただいたものの中に、昨年の「アエラ」の記事がありました。「事故米より怖い『国産』」
「食品由来の農薬中毒症状と疑われる患者が年間500例ほど見られた」という報告が医師から厚生省にあり、患者には、果物、ぶどうやイチゴ、緑茶を連日比較的多く食べている点が共通しており、「アセタミプリド」という農薬使用に関して対策の申し入れがなされたそうです。
症状は、頭痛、めまい、吐き気、頻脈とか筋脱力などの他、異常行動や暴力衝動など。

「中国産よりこわい『国産』」
ということです。

わたらい茶さんによれば、単位面積当りの農薬使用量は日本は世界一。
「虫がついた野菜は買わない」
「見た目が良いものを選ぶ」
そういう消費者の意識がこのような事態を招いてるのではないでしょうか。

見た目には農薬や肥料のことはわかりませんもの、どんなに規制しても、あるいは良くないとわかっていても、「売れない」ことの方が農家はこわいので、使ってしまうのでしょう。
逆に、農薬や化学肥料を使わずに頑張っている生産者にはエールを送りたい。
商品の見た目には表れない努力を、評価し、応援することが、生産者の「頑張ろう」という気持ちを鼓舞するのだと思います。

自分では無農薬の野菜を選んで食べてても、農薬は土壌も、水も、空気も、汚染しているのだから、人ごとではないのです。。
母乳からは、全例から化学物質が検出される(検出されない例はない)そうです。
切ないです・・
でも、もう一つわたらい茶さんから聞いたお話では、O-157の集団感染で何人か亡くなられて大きなニュースになったことがありましたが、亡くなられた方に共通していたのは、母乳で育っていなかったことだそう。
汚染されているからといって、(免疫力の点からも)やっぱり母乳に勝るものはない。

大丈夫か、子どもたちが生きる未来は・・・
暗い気持ちになってしまいましたが、できることやってくしかないよね。

とりあえず、もらったお茶はもったいないし申し訳ないが、捨てよう!(人にあげるのもね・・・なんだし・・・私の信条には反するのですが、これだけは例外ということで・・・)
もちろん、ペットボトルのお茶は買わないようにしよう。
イチゴ狩りには行かずに、畑でたくさん育てよう!
と決心しました。

値段ではなく、農薬を使っていないものを選んで買う。
これが一番身近に、私たちができること、ですよね。

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by tiny tree  at 22:53 |   |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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